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社会人5年目で転職したお話

社会人5年目で転職したお話

·☕5分
#仕事 #ポエム
Rakuichi
著者
Rakuichi
ヴィッセルサポのIT屋
目次
転職前の放浪記 - こちらの記事はシリーズ掲載です
Part 5: 本記事

前回の転職前の放浪記から2週間も経っていました…。新天地にも少し慣れてきたところで、ラストの投稿をしていこうと思います。

今回は転職そのものについて触れていきます。ネガティブなことを書くつもりはないので、そのあたりのネタを期待している方には薄味かもです(笑)。

前職(ユーザ系SIer)での4年間
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非常に充実した4年間だったと思います。SIerに就職しましたが、大学院時代に機械学習などを扱っていたこともあり、データ活用に主軸をおいたチームに入ることができました。これが非常に良かったです。

SIerにいると、べったりお客様について開発することが多いと思いますが、自分がいたチームは比較的に技術を軸に仕事を進めることができました。半分コストセンターみたいなチームだったこともあり、社内のいろいろな人と関わることができたことも貴重な経験でした。

担当したプロジェクトとしては色々ありましたが、ざっとまとめると次のような内容になります。

  • お客様向けのデータ分析研修の補助やら講師
  • NLP案件獲得のための技術教育
  • データ活用基盤、機械学習アプリのバックエンド開発
  • 社内技術コミュニティのリード

4年間で一番中心に関わったのが、機械学習を組み込んだWebアプリの開発でした。機械学習モデルの取り扱いや実装、AWS構成の検討、APIプログラムの実装など、ほぼ1人で担当していました。当時社内で似たようなプロジェクトは少なかったと思うので、貴重な経験だったと思います。

プロジェクトに関わる中で、APIサーバ構築の経験はもちろん、Dockerを使った環境整備やGitHubでのソース管理の経験を積むことができました。お客様が主となって進める開発の1メンバーとして入っていたこともあり、いろいろな制限がかかる開発だったのも結果的には成長につながったと思います。

転職しようと思った理由
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配属されてから関わった人々は良い人ばかりでしたし、働き方も自由で本当に良い会社だったと思います。

ここまで言うと、「なんで転職してんねん」という話なのですが…。

大きな理由は次の2つです

  • 自分達主導でプロダクト開発をしたかったから
  • 自分1人で色々することに限界を感じたから

一番メインで開発していた機械学習アプリは、お客様が様々な方針を検討していました。自分はあくまで開発メンバーの一員だったこともあり、契約的にはプロダクトの方向性を決める立場になかったのです。

ある程度信頼頂いていたこともあり意見を求めていただく事もありました。ですので人に不満はありませんでしたが、やはりもっと主導権がほしいと感じるようになりました。加えて、対外的には自分の成果物ではなく、お客様の成果物となるのも少し悲しかったですね。

2つ目の理由については単純で、もっと技術的にワイワイガヤガヤできる環境が良い! ということです。

開発要員として1人でプロジェクトに入ることが多く、技術的に相談できる・頼れる人がいなかったのは「うーん」ポイントでした。もちろん、裁量を持って自分で色々取り組める点はメリットなのですが、自分の限界がそのままプロダクトに反映されるのはモヤモヤしました。

新しい発想だったり利用できる技術が限られるので、個人の成長という観点からも難しいところがあります。もちろん社内に相談できる人はいたのですが、一緒に開発しているわけではなかったので限界がありました。

このあたりの思いは2年目の終わりあたりから感じ始めたのですが、まだまだやれることがあったのですぐに転職はしませんでした。職場環境が良かったのも残った理由です。退職する際いろいろな方に送別会を開いていただきましたが、本当に良い人たちばかりでした。感謝!

結果的に5年目のタイミングで転職することなりましたが、色々経験できる場を提供してくれた会社や職場の方には感謝してもしきれません。心残りは自分の下についてくれた後輩のことと、もう少し有休消化したかったなぁということくらいです(20-25日くらい残ってた気がする)。

新天地で
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新天地はSIer的な側面もありますが、自社プロダクトの開発にも取り組んでいる会社です。自分はその会社の中で新しいこと(AI関連のソリューション開発)に取り組んでいくチームにジョインしました。転職するに当たり、こういったチームで働くことを前提としていたので良いチームに入れたと思います。

まずは、すでに形になっているプロダクトがありますので、そちらの開発メンバーとして役に立つレベルになりたいです。すでに2週間ほど働いていますが、プロダクトに関わる方が皆さん魅力的ですし、技術ネタが毎日のように飛び交う環境に興奮しています。

将来的には自分が中心となったプロダクトを世に出したいと思っているので、まずは開発基礎力をしっかり身につけるつもりです。変化が目まぐるしい生成AI関連の動向も、改めてしっかり追っていきたいですね。(そうしないとチームでおいていかれる…)

勤務地的な話をすると、本社は品川で自分は大阪支社への配属になっています。とは言っても、基本在宅で働くので生活は今とあまり変わりません。多くのチームメンバーが品川にいることから、定期的に品川に行くことになりそうなので楽しみです。
(舞台の日程調べなきゃ)

まとめ
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転職しようと思ったきっかけについて簡単にまとめてみました。書こうと思えばもっと書けるのですが、色々配慮しながら書くのも難しいのでこのあたりで終わろうかと思います(笑)。

ちなみに新天地ということで、アイコンも変えてみました。

転職前の放浪記 - こちらの記事はシリーズ掲載です
Part 5: 本記事

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