映画館でポップコーン片手に映画を見るという幸せ
目次
辛いとき、楽しいとき、どんなときでも、映画館に行けば映画の世界に没入できます。現実を忘れられる約2時間の空間。タブレットやスマホで手軽に見られる時代だからこそ、映画館に行く良さがあると思います。
ということで、ポエミーな始まりにしてみましたが、今回は私の趣味である映画館での映画鑑賞について書いていこうと思います。自己満足なのであまり期待しないでください。
映画以外のことを考えなくて良い!#
映画館に行く最大なメリットは、「映画以外のことを考えなくて良い」 ことだと思います。これはもう1つの趣味である舞台(ミュージカル)鑑賞にも当てはまります。
映画館ですからね。映画を見に来ているので他のことをする必要がありません。スマホを見ることもありませんし(見てはいけませんよ🙅♂️)、現実の身の回りに起きていることを考えなくてよいのです。ただ映し出される物語に身を委ねて、登場人物の心情に寄り添ったり、起きていることについて考えるだけでよいのです。
仕事やプライベートで辛いことがあったとき、考え事が尽きないときこそおすすめです。映画自体を楽しむのも大事ですが、「現実を忘れられる空間である」 というのも大事なのです。
サブスクでも見られる時代だからこそ#
「サブスクで見れるやん」と思う方も多いでしょう。私も思うことはあります(特にディズニー系はサブスク展開が早い)。それでも、映画館に行ってみてください。スマホやタブレットで映画を見ているとき、一時停止して他の用事をしていませんか?周囲の音や出来事に意識を持っていかれませんか?巻き戻しや早送りをしていませんか?
止めたり戻したりするのがダメなのではなく、再生に関する主導権が自分にない映画館の良さがあると思うのです。主導権がこちらにないので、映し出されるスクリーンしか見ないですよね?そうすると、自然と映画以外の余計なことを考えなくてすみます。
「途中で調べることができないのは辛い」と考える方もいらっしゃるかと思いますが、それも魅力の1つだと思います。なぜかというと、一通り見終わって「あれは何だったんだろう?」、「どういう意図なんだろう?」と映画についてしっかり考える時間が生まれるからです。加えて、見終わってから調べたほうが、サブスク等で見ながら調べたときより記憶にも残ります。
直近では「ボブ・マーリー ONE LOVE」を見ました。この映画ではジャマイカの時代背景や、ラスタファリニズムについてほぼ解説がなく、事前知識がないとわからないことだらけです。私もほとんど知識がなかったので、上映中は「?」となっていました。それでも、物語から意味を想像したり、おそらくこういうことだろうなと考えながら楽しみます。当然気になるので、帰りの電車の中で解説記事を読みました。この時間もまた楽しいんです。
おそらくスマホで見ていたら、止めてその場で調べていたでしょう。こうなると、調べる作業がきっかけとなり、違うことに気を取られるかもしれません。通知が飛んできてチャットするかも。こうなっていくと、映画について考える時間は減っていき、どんどん集中力が削がれていきます。
もちろん、自分の都合に合わせていろいろな場所で見ることができるサブスク(スマホ)の良さもあります。私自身、年間でみている映画の7割程度はサブスクですしね。それでも映画館のほうが明確に映画を楽しめていると思います。
ポップコーン買わないなんて損#
映画館でポップコーンを買わないのはもったいないです。ポップコーンは絶対買いましょう。スマホ操作はもちろん、会話などが禁止された空間で許された行為の1つが飲食です(持ち込みは基本禁止です)。
単純にポップコーンが好きだというのもあるのですが、それはおいておいて…。どれだけ「映画館は映画に集中できる!」といっても、やはり違うことを考えてしまうでしょう。そんなあなたにポップコーンです。
どういうことかというと、五感を映画とポップコーンで埋めてしまうのです。視覚と聴覚は映画に、嗅覚、味覚、触覚はポップコーンに使ってしまいます。そうすると、必然的に余計なことを考えなくなります。何も考えずポップコーンを口に運びながらスクリーンを眺める。書いてるだけでも行きたくなってきました…。
せっかく映画館に行くのであれば、その劇場のポップコーンを楽しみましょう。塩でもキャラメルでも良いので、とりあえず買って劇場に入ってみましょう。そうすれば、映画に没入できるのですから。
同じものを見るという感動#
映画館で映画を見たとき、舞台鑑賞したとき、地味に好きなのが周りのお客さんの反応です。上映中の反応はもちろん、上映後に感想をはなしているのが聞こえてくるのが好きです。
同じ空間で同じものを見る。意外と素敵な体験なんですよね。もちろんたまには変なお客さんがいてイラッとすることもありますが(笑)。静かな日本の映画館でも、笑うところでみんなが笑ったりすると平和な気持ちになります。「マイ・エレメント」では自分含め周りの人がみんな泣いてました。「やっぱりみんな泣くよね~」という謎の一体感。
色々なコンテンツがあふれる時代で、同じものを同じ瞬間に楽しむのって機会が減ってきているのかなぁと思ったり。
たまには良いスクリーンで#
基本的に映画館に行くときは、家の近くであったり遊ぶところに近い劇場を選ぶと思います。実は映画館にも良し悪しがあります。わかりやすいもので言えば、IMAXシアターとかは聞いたことがあるかもしれません。
アクションや音楽が特徴の映画を見るとき、一度は利用してみてほしいです。詳しい解説は以下のリンクを参考にしてもらえたらと思いますが、自分は実写版のアラジンをDolby Cinemaでみて感動したのをいまだに覚えています。普通の映画館とはレベルの違う音響で聞く「フレンド・ライク・ミー」は最高でした。
他にも、トップガンマーヴェリックを4dxScreenでみたりしました。少し値段は高くなってしまいますが、まさに映画館でしかできない体験でしょう。
まとめ#
映画館での体験について書いてみたものの、あまりまとまっていない気がします。とりあえず私が伝えたいことは、皆さん映画館に行って2時間現実から離れてみませんか?ということです。
もちろん、映画の内容が心に刺さったり、自分の人生に影響を与えてくれるかもしれません。私自身、見てきた映画に出てきた登場人物の考え方や行動、言葉が自分に大きな影響を与えていると思います。中には「おもんなかったなー」という映画もありましたが、それもまた良い経験。
これからも映画館(舞台)に通い続けたいと思います。